SNSや検索エンジンを通じて、健康に関する情報が手軽に手に入る時代。しかしその一方で、「ストレートネック」に関する情報には、根拠の薄い過激な表現や、断定的で不安を煽るような内容も多く見られます。誰を信じ、何を参考にすればよいのか——情報の取捨選択が求められています。
本来、首（頸椎）の状態や姿勢に関する問題は、生活習慣や日常の動作が深く関わっており、専門的な知識がなければ見極めが難しいテーマです。にもかかわらず、ネット上には「1回で治る」「自分で簡単に改善」などの表現が氾濫し、それらを鵜呑みにした結果、症状が悪化してしまうケースも報告されています。
日本ストレートネック協会では、こうした背景を踏まえ、**協会独自の見解と社会的常識に基づいた「中立的かつ実用的な情報」**の発信を使命としています。
私たちは、医療的な「診断・治療」ではなく、姿勢や生活習慣の見直し、非侵襲的アプローチによるサポートを得意領域とし、一般の方にとって安全で再現性のある生活習慣の改善支援や姿勢への啓発、そして継続的な施術による専門的サポートを重視しています。
自己流では見落としがちな状態やリスクも、正しい知識を持つ施術者の評価とケアによって、より確実な改善が期待できます。また、必要に応じて医療機関との連携や情報提供も行いながら、誤解を生まない表現・安心して読める内容の提供を徹底しています。
健康に関する情報発信において大切なのは、「正確さ」と「安心感」のバランスです。
当協会では、認定施術家の育成と継続的な情報発信の両軸で、ストレートネックへの正しい理解と対応を広めてまいります。
「自分の体のために、何を選ぶか」。それを判断するための“信頼できる知識”を、これからも提供し続けます。
