「慢性的な首こりや肩こりがつらい…」そんな悩みを抱える方は少なくありません。湿布やマッサージで一時的に楽になっても、すぐに戻ってしまうという声も多く聞かれます。実はその背景に、「ストレートネック」が関係している可能性があります。
ストレートネックとは、本来カーブしている首の骨(頸椎)が、まっすぐに近い状態になってしまっていることを指します。スマートフォンやパソコンを長時間見続ける姿勢が続くと、首の前傾状態が常態化し、結果的に本来のカーブが失われることがあります。
このような姿勢が続くと、首や肩にかかる負担が大きくなり、筋肉の緊張や血流の悪化を招きます。その結果として「首こり・肩こり」といった不調が現れることがあります。
日本ストレートネック協会では、首こり・肩こりが慢性化している方は、頸椎の状態に注目することが大切だと考えています。特にストレートネックの初期段階では、大きな症状が出ないまま進行することがあるため、気付いたときには状態が悪化していたというケースも少なくありません。
ストレートネックを放置すると、首の可動域が狭くなったり、神経に影響を与えて手のしびれや頭痛につながるリスクも報告されています。
首や肩の違和感が長引いている場合は、姿勢や頸椎の状態にも目を向けてみることが大切です。自己判断せず、経験と知識を持った専門の施術家に相談することで、状態を把握しやすくなります。
日本ストレートネック協会では、正しい知識と技術をもつ認定施術家のもとでの安全な対応を推奨しています。「これってストレートネックかも?」と気になった方は、お気軽にご相談ください。